ヒース

ヒースの効能・効果

ヒースの花にはアルブチンという成分が豊富に含まれており、シミやそばかすの原因となるメラニンの生成を阻害します。美白・美肌効果があることで知られており、パックやローションなどにも利用されています。

また、ヒースの花にはミネラルもたくさん含まれており、利尿作用や殺菌作用があることから、泌尿器系の感染症の治療にも使用されます。

尿酸の排出を促すため、痛風やリウマチなどにも効果があり、腎臓機能不全の改善にも有効であるといわれています。尿路結石の予防にも利用されます。

★注意★
特になし。

効能・効果まとめ

美白、利尿、殺菌、収れん

ヒースの起源・由来

ヒースは北西ヨーロッパの原産といわれ、ほかに草木の育たない荒地に住む人々にとって古くから暮らしに欠かせないハーブでした。

ヒースとは、もともとイギリスの荒地のことを意味していましたが、その荒地に群生する低木植物もヒースと呼ばれます。

ノルウェーではラジオ番組での投票により、このハーブが国花に選ばれました。

花言葉は「孤独、謙遜、休息、博愛」です。

ヒースの特徴

ヒースは酸性の土壌を好む植物で、他の生物が生育しづらい荒涼とした土地でもよく育ちます。夏から秋にかけて、白や紫など釣鐘型の小さな花を咲かせて荒野を埋め尽くします。

ヒースの花

ツツジ科エリカ属には600以上の種類があると言われ、その大半がアフリカやヨーロッパに分布しています。

ヒースの花からは独特の風味があるハチミツが採取されます。花は染料としても利用されます。

使用部位
用途
ティー、美容、ポプリなど

学名:Erica vulgaris、Calluna vulgaris

別名:エリカ、ヘザー

和名:ギョリュウモドキ

種別:ツツジ科 常緑低木

成分:アルブチン、カロチン、ミネラル、フラボノイド、タンニン

ヒースと同じく
ツツジ科のハーブ

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