ジャスミンの花には鎮静作用があり、その甘い香りで高ぶった気持ちを静めてくれます。反対に気分が落ち込んでいる時や気力が湧かない時には、気分を高揚させる作用があるといいます。
また、ジャスミンのエッセンシャルオイルには、人を官能的な気分に誘う催淫作用もあるといわれています。
★注意★
カロライナジャスミンなど毒性をもつ品種があり、注意が必要です。
効能・効果まとめ
鎮静、抗うつ、催淫
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ジャスミンはインド、パキスタン、アフガニスタンなどの原産です。
ヨーロッパへは16世紀に伝わり、香水の原料として利用されるようになりました。今日では、世界中で栽培されています。
ジャスミンの属名(Jasminum)は、ペルシャ語のyasminに由来するといわれています。
花言葉は「優美、愛らしさ、官能的」などです。
ジャスミンは日当たりと水はけがよく、肥沃な土壌を好む半常緑の蔓性植物です。暑さに強い反面、寒さには弱い性質をもっています。
草丈5m以上にも生育し、初夏に開花した白い花からは夏のあいだを通して甘い香りが漂ってきます。
ジャスミンには数多くの品種がありますが、そのほとんどが観賞用で、ハーブとして利用されるのはその一部です。香水の原料にはオオバナソケイが、ハーブティーにはマツリカ(アラビアジャスミン)が利用されます。
学名:Jasminum officinale
和名:ソケイ
種別:モクセイ科ソケイ属
成分:ベンジルアルコール、酢酸ベンジル、リナロールなど
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ジャスミンと同じく
モクセイ科のハーブ
平和の象徴とされた
リラックスしたいときにおすすめのハーブティー
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効き目が穏やかなマザーハーブ(母の薬草)
ハンガリーの女王を若返らせた伝説も残る
スペアミントとウォーターミントの交配種
ヨーロッパで万能の薬箱と呼ばれるハーブ
魚料理と相性のよいハーブとして知られる
悩み・症状別
効能について
ハーブティー
ドライハーブを使う入れ方とフレッシュハーブを使う入れ方があります。数種類をブレンドしてもよいですね。
ハーブドリンク
イギリス生まれのエルダーフラワーコーディアルが有名です。オリジナルのカクテルを作ってみてはいかがでしょう。
ハーブクッキング
ハーブを利用した様々な料理やデザートのレシピがネット上でも公開されています。
ハーブオイル
オリーブオイルなどにハーブをつけ込んで作ります。ハーブの風味を楽しみましょう。
ハーバルバス
浴槽にハーブを入れて、ハーブの成分が含まれたお湯に浸かります。全身浴、半身浴、足浴、手浴などの方法があります。
リース・ドライフラワー
ハーブでリースを作って玄関に飾ってみてはいかがでしょう。ドアの付近にハーブの香りが漂います。
ポプリ・サシェ
ポプリは乾燥させたハーブに精油を混ぜ合わせて作ります。乾燥させたハーブを小袋に入れればサシェになります。
チンキ
ハーブをアルコールに浸してしばらく保管し、ハーブの成分を抽出します。長期間保存でき、内用も外用も可能です。
アロマテラピー
ハーブから抽出した精油を利用して、アロマバスや芳香浴、フェイシャルサウナなど、楽しみ方はいろいろです。
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サントリーグループのハーブ専門店「enherb(エンハーブ)」