ジュニパーには利尿、発汗の効能があり、体内に溜まっている老廃物や余計な水分を排出してくれます。むくみや水太りなどの改善に効果を発揮します。また、筋肉の疲労物質も体外に排出するため、筋肉の疲労回復などにも用いられます。
このハーブには血液の循環を促進し、リウマチや痛風、関節炎などの痛みを和らげてくれる効能があります。
また胃腸の調子を整えて、腸内に溜まったガスを排出し、食欲増進や消化促進にも効果があると言われています。
★注意★
妊娠中の人や腎臓を患っている人は使用を避けてください。
また、1ヶ月以上の連続使用も避けるようにしてください。
効能・効果まとめ
消化促進、発汗、利尿、鎮静、抗菌、抗リウマチ
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ジュニパーは地中海沿岸の原産で、およそ60種が北半球一帯に分布しています。
その歴史は古く、古代ギリシャやチベットでは、疫病の予防や治療の目的でジュニパーが焚かれていました。
ジュニパーの名は、ラテン語で「若い果実」を意味するjunioresに由来しています。
花言葉は「保護、救い」です。
ジュニパーは日当たりがよく、やや乾燥気味な環境を好みます。暑さにも寒さにも強い性質を持っています。
枝は細く、葉は針のように尖っており、大きなものは高さ12mほどまで成長します。秋には芳香性のある果実をつけ、それが2~3年かけて熟すと緑色から黒色に変色します。
カクテルの材料などとして使われるジンは、オランダの医師がこのジュニパーを使用して作った薬用酒が起源と言われています。
学名:Juniperus communis
別名:ワコルダー、ジュニパーベリー
和名:セイヨウネズ
種別:ヒノキ科ビャクシン属 常緑高木
成分:ピネン、カリオフィレン、ボルネオール、フラボノイドなど
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スパイスとして活躍するハーブ
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効き目が穏やかなマザーハーブ(母の薬草)
ハンガリーの女王を若返らせた伝説も残る
スペアミントとウォーターミントの交配種
ヨーロッパで万能の薬箱と呼ばれるハーブ
魚料理と相性のよいハーブとして知られる
悩み・症状別
効能について
ハーブティー
ドライハーブを使う入れ方とフレッシュハーブを使う入れ方があります。数種類をブレンドしてもよいですね。
ハーブドリンク
イギリス生まれのエルダーフラワーコーディアルが有名です。オリジナルのカクテルを作ってみてはいかがでしょう。
ハーブクッキング
ハーブを利用した様々な料理やデザートのレシピがネット上でも公開されています。
ハーブオイル
オリーブオイルなどにハーブをつけ込んで作ります。ハーブの風味を楽しみましょう。
ハーバルバス
浴槽にハーブを入れて、ハーブの成分が含まれたお湯に浸かります。全身浴、半身浴、足浴、手浴などの方法があります。
リース・ドライフラワー
ハーブでリースを作って玄関に飾ってみてはいかがでしょう。ドアの付近にハーブの香りが漂います。
ポプリ・サシェ
ポプリは乾燥させたハーブに精油を混ぜ合わせて作ります。乾燥させたハーブを小袋に入れればサシェになります。
チンキ
ハーブをアルコールに浸してしばらく保管し、ハーブの成分を抽出します。長期間保存でき、内用も外用も可能です。
アロマテラピー
ハーブから抽出した精油を利用して、アロマバスや芳香浴、フェイシャルサウナなど、楽しみ方はいろいろです。
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サントリーグループのハーブ専門店「enherb(エンハーブ)」