ネトル

ネトルの効能・効果

ネトルには血行促進効果があり、ケガの早期回復やリウマチ、痛風、関節炎などにも有効といわれています。ビタミンや鉄分が豊富に含まれていることから、貧血の予防にも効果があります。血液を増やし、その汚れを浄化します。

また、ネトルに含まれている抗ヒスタミン成分には、喘息や花粉症などのアレルギー症状を和らげる効果があるといわれています。花粉症にお悩みの方は、ネトルのハーブティーを試してみましょう。

ネトル

このハーブには消毒作用もあり、風邪やインフルエンザなどの感染症から身を守ります。

そのほか、ネトルには強壮作用もあり、体内に活力を作り出してくれます。婦人病の治療にも用いられます。

★注意★
葉や茎にトゲがあるため素手で触らず、生では食べないようにしましょう。

効能・効果まとめ

収れん、利尿、抗アレルギー、強壮、血液浄化

ネトルの起源・由来

ネトルはヨーロッパ原産のハーブですが、その繁殖力の強さから今日では世界中の至る所で見られます。

その歴史は古く、ビタミンやミネラルなど栄養素が豊富に含まれていたことから、特に妊産婦の栄養補給に用いられてきました。

ネトルの名は、英語で「針」を意味するneedleに由来するといわれています。葉や茎が棘に覆われているためです。

花言葉は「残酷さ、根拠のない噂、悪口」です。

ネトルの特徴

ネトルの葉

ネトルは日本の夏のような高温多湿に弱く、日当たりと水はけ、風通しのよい土地を好む傾向があります。

高さ1~1.5mほどまで生長し、7~9月にかけて小さな花を咲かせて実をつけます。

葉や茎には鋭い棘があり、触れるとヒリヒリと痛みを伴い、赤く腫れてしまうことがあります。これは、棘にヒスタミン等からなる毒成分があるためです。(棘が刺さるから痛いのではありません。)

中毒を起こす恐れがあり生では食べませんが、栄養素に富むネトルは「天然のマルチビタミン」とも称されます。花粉症対策にもおすすめのハーブです。

使用部位
葉、茎、根
用途
ティー、料理、美容など

学名:Urtica dioica

別名:スティンギングネトル

和名:西洋イラクサ

種別:イラクサ科イラクサ属 多年草

成分:ビタミン、ミネラル、フラボノイド、クロロフィル、タンニン

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