オレンジフラワーには鎮静効果があり、高ぶった気持ちを落ち着かせ、不安やストレスを和らげてくれます。神経系の緩和に効果があるといわれ、筋肉の緊張を和らげます。
オレンジフラワーのハーブティーを飲めば、不安や落ち込んだ精神状態が改善され、気持ちを明るく前向きにしてくれることでしょう。
また美容にも効果があり、肌の新陳代謝を高め、コラーゲンの生成を促して肌にハリと潤いをもたらします。
★注意★
妊娠中の人は使用に注意が必要です。
効能・効果まとめ
鎮静、緩和、抗うつ
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オレンジフラワー(ビターオレンジの木)はインド、ヒマラヤの原産といわれ、今日では幅広い地域で栽培されています。ヨーロッパではオレンジフラワーは純潔を意味し、繁栄と多産の象徴とされてきました。
オレンジフラワーの精油はネロリ(Neroli)と呼ばれますが、これは17世紀にイタリア・ネロラ公国の公妃がオレンジフラワーの精油を愛用していたことに由来するといわれています。
また日本では、和名の橙(だいだい)が「代々」に通じることから縁起が良いとされ、正月飾りなどに用いられてきました。
花言葉は「花嫁の喜び、純潔、愛らしさ、寛大」です。
ビターオレンジの木に咲く花は、オレンジフラワーと呼ばれます。木は、温暖で日当たりと水はけの良い土地を好んで生育し、4~5mほどの高さにも育ちます。
そして春から初夏にかけて優美な香りの白い花を咲かせ、花の後には苦味の強い果実をつけます。
オレンジの果皮はオレンジピールと呼ばれ、お菓子の材料とされたり、ハーブティーやポプリの材料にも利用されています。
学名:Citrus aurantium
別名:オレンジブロッサム、ビターオレンジ、ネロリ(精油)
和名:橙(だいだい)
種別:ミカン科ミカン属 常緑小高木
成分:リナロール、酢酸リナリル、ゲラニオール、フラボノイドなど
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オレンジフラワーと同じく
ミカン科のハーブ
神の恵みのハーブ
リラックスしたいときにおすすめのハーブティー
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効き目が穏やかなマザーハーブ(母の薬草)
ハンガリーの女王を若返らせた伝説も残る
スペアミントとウォーターミントの交配種
ヨーロッパで万能の薬箱と呼ばれるハーブ
魚料理と相性のよいハーブとして知られる
悩み・症状別
効能について
ハーブティー
ドライハーブを使う入れ方とフレッシュハーブを使う入れ方があります。数種類をブレンドしてもよいですね。
ハーブドリンク
イギリス生まれのエルダーフラワーコーディアルが有名です。オリジナルのカクテルを作ってみてはいかがでしょう。
ハーブクッキング
ハーブを利用した様々な料理やデザートのレシピがネット上でも公開されています。
ハーブオイル
オリーブオイルなどにハーブをつけ込んで作ります。ハーブの風味を楽しみましょう。
ハーバルバス
浴槽にハーブを入れて、ハーブの成分が含まれたお湯に浸かります。全身浴、半身浴、足浴、手浴などの方法があります。
リース・ドライフラワー
ハーブでリースを作って玄関に飾ってみてはいかがでしょう。ドアの付近にハーブの香りが漂います。
ポプリ・サシェ
ポプリは乾燥させたハーブに精油を混ぜ合わせて作ります。乾燥させたハーブを小袋に入れればサシェになります。
チンキ
ハーブをアルコールに浸してしばらく保管し、ハーブの成分を抽出します。長期間保存でき、内用も外用も可能です。
アロマテラピー
ハーブから抽出した精油を利用して、アロマバスや芳香浴、フェイシャルサウナなど、楽しみ方はいろいろです。
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サントリーグループのハーブ専門店「enherb(エンハーブ)」