セージは強い抗菌・抗ウイルス作用を持ったハーブです。その優れた抗菌作用から、セージティーでうがいをすると風邪や感染症の予防になり、歯肉炎や口内炎などの症状を和らげます。
のどの痛みや腫れがあるときにも効果的で、抗菌力を活かして水虫などのケアにも利用できます。
また、セージには五感を活性化させる効能があり、セージのハーブティーを飲むと血液循環が促され、強壮効果があるともいわれています。過労で疲れ気味の人によいでしょう。
その他にも、このハーブには次のような効能・効果があると言われています。
★注意★
妊娠中の人や高血圧の人、てんかんのある人や発熱時の子供は使用を避けましょう。
また、長期間服用せず、休止期間をおいたり適量での使用をおすすめします。
効能・効果まとめ
抗菌、抗ウイルス、防腐、収れん、制汗、内分泌調整
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セージ(サルビア)は地中海沿岸の原産で、今日では世界中で栽培されており、およそ500種もの品種があると言われています。
サルビアという名は、ラテン語で「治療」を意味するサルバーレ(salvare)から来ています。このハーブは古代より人々の治療に用いられ、長寿と結び付けられてきました。
「セージが庭で育っているのに、どうして人は死ぬのか?」ということわざがあるほどです。また、イギリスには「長生きしたければ5月にセージを食べなさい」という格言もあります。
花言葉は「家庭の徳」です。
セージは高さ30㎝~1m近くまで生長し、茎は四角く、葉は灰緑色または紫色で表面に起伏があり、夏になると紫色や白色の花を咲かせます。
セージ(コモンセージ)の葉はハーブティーやアロマテラピーで用いられるほか、料理にも広く利用されています。
このハーブは強い香りをもっており、肉料理の臭み消しに適しています。特にソーセージ作りには欠かせません。
なお、セージは生葉より乾燥させたものの方が香りが強くなります。
学名:Salvia officinalis
和名:ヤクヨウサルビア
種別:シソ科サルビア属 多年草 常緑低木
成分:タンニン、エストロゲン、フラボノイド、サポニンなど
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セージと同じく
シソ科のハーブ
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効き目が穏やかなマザーハーブ(母の薬草)
ハンガリーの女王を若返らせた伝説も残る
スペアミントとウォーターミントの交配種
ヨーロッパで万能の薬箱と呼ばれるハーブ
魚料理と相性のよいハーブとして知られる
悩み・症状別
効能について
ハーブティー
ドライハーブを使う入れ方とフレッシュハーブを使う入れ方があります。数種類をブレンドしてもよいですね。
ハーブドリンク
イギリス生まれのエルダーフラワーコーディアルが有名です。オリジナルのカクテルを作ってみてはいかがでしょう。
ハーブクッキング
ハーブを利用した様々な料理やデザートのレシピがネット上でも公開されています。
ハーブオイル
オリーブオイルなどにハーブをつけ込んで作ります。ハーブの風味を楽しみましょう。
ハーバルバス
浴槽にハーブを入れて、ハーブの成分が含まれたお湯に浸かります。全身浴、半身浴、足浴、手浴などの方法があります。
リース・ドライフラワー
ハーブでリースを作って玄関に飾ってみてはいかがでしょう。ドアの付近にハーブの香りが漂います。
ポプリ・サシェ
ポプリは乾燥させたハーブに精油を混ぜ合わせて作ります。乾燥させたハーブを小袋に入れればサシェになります。
チンキ
ハーブをアルコールに浸してしばらく保管し、ハーブの成分を抽出します。長期間保存でき、内用も外用も可能です。
アロマテラピー
ハーブから抽出した精油を利用して、アロマバスや芳香浴、フェイシャルサウナなど、楽しみ方はいろいろです。
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サントリーグループのハーブ専門店「enherb(エンハーブ)」