ヤロウには治癒力のある成分が多く含まれており、古代より傷の治療や止血、炎症の洗浄などに使用されてきました。
このハーブには血液を浄化する作用があるとも言われます。骨髄を刺激して血液を新しくしてくれるのです。
また、ヤロウは消化器系のトラブルを改善し、消化機能を強化します。食欲不振や消化不良を緩和し、胃腸の痙攣を和らげてくれます。
その他にも、このハーブには次のような効能・効果があると言われています。
★注意★
妊娠中の人やキク科アレルギーの人は使用を避けてください。
効能・効果まとめ
血圧降下、血液浄化、抗痙攣、抗炎症、殺菌、収れん、発汗、利尿
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ヤロウはヨーロッパと西アジアの原産で、世界中の温暖な地域の道端や畑の周辺などに自生しています。
学名のAchillea(アキレア)は、ギリシャ神話の英雄アキレスがトロイ戦争の際に兵士の傷をこのハーブで癒したことに由来しています。
古くから傷薬として重宝され、スコットランドでは伝統的な傷薬の軟膏がヤロウから作られています。
花言葉は「真心をもって、戦い、悲嘆、救済」です。
ヤロウは干上がった土壌でも自生する丈夫なハーブで、高さ50㎝~1m近くまで生長します。
枝には細かい葉が対になって密集しており、それがノコギリの歯のように見えたことからノコギリソウと名付けられたと言います。
6~9月頃にかけて、種類によって白やピンクなど様々な小花を咲かせます。
学名:Achillea millefolium
和名:セイヨウノコギリソウ
種別:キク科ノコギリソウ属 多年草
成分:フラボノイド、タンニン、コリン、カリウム、ミネラルなど
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ヤロウと同じく
キク科のハーブ
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効き目が穏やかなマザーハーブ(母の薬草)
ハンガリーの女王を若返らせた伝説も残る
スペアミントとウォーターミントの交配種
ヨーロッパで万能の薬箱と呼ばれるハーブ
魚料理と相性のよいハーブとして知られる
悩み・症状別
効能について
ハーブティー
ドライハーブを使う入れ方とフレッシュハーブを使う入れ方があります。数種類をブレンドしてもよいですね。
ハーブドリンク
イギリス生まれのエルダーフラワーコーディアルが有名です。オリジナルのカクテルを作ってみてはいかがでしょう。
ハーブクッキング
ハーブを利用した様々な料理やデザートのレシピがネット上でも公開されています。
ハーブオイル
オリーブオイルなどにハーブをつけ込んで作ります。ハーブの風味を楽しみましょう。
ハーバルバス
浴槽にハーブを入れて、ハーブの成分が含まれたお湯に浸かります。全身浴、半身浴、足浴、手浴などの方法があります。
リース・ドライフラワー
ハーブでリースを作って玄関に飾ってみてはいかがでしょう。ドアの付近にハーブの香りが漂います。
ポプリ・サシェ
ポプリは乾燥させたハーブに精油を混ぜ合わせて作ります。乾燥させたハーブを小袋に入れればサシェになります。
チンキ
ハーブをアルコールに浸してしばらく保管し、ハーブの成分を抽出します。長期間保存でき、内用も外用も可能です。
アロマテラピー
ハーブから抽出した精油を利用して、アロマバスや芳香浴、フェイシャルサウナなど、楽しみ方はいろいろです。
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サントリーグループのハーブ専門店「enherb(エンハーブ)」