クランベリーは尿道炎や膀胱炎などの泌尿器系疾患に効果があると言われています。尿路への大腸菌の付着を減少させ、菌の増殖を抑え、尿路感染を予防・軽減してくれます。
また、このハーブに含まれるポリフェノールには高い抗酸化作用があり、ビタミンCによるコラーゲンの生成促進効果と併せ、美容にとても効果的です。なお、甘味料が多く含まれているクランベリージュースよりも、果汁100%のクランベリーティーの方がはるかに美容にも健康にも効果があります。
その他、クランベリーは高血圧や動脈硬化、歯周病、歯周炎などの予防にも効果があると言われています。
★注意★
妊娠中の人や授乳中の人は使用に注意が必要です。
効能・効果まとめ
強壮、利尿、抗炎症、殺菌
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クランベリーは北米大陸の原産で、北半球(寒帯)の沼地や湿地に自生しているハーブです。アメリカで大量に消費されており、クランベリーソースは感謝祭のディナーに欠かせません。
クランベリーの名は、英語で「鶴」を意味するcraneと「ベリー」のberryに由来していると言われます。鶴がクランベリーを好物としている点と、開花前の花の様子が鶴に似ている点に由来しているのだそうです。
花言葉は「心痛のなぐさめ」です。
クランベリーは、通気性がよく湿り気のある酸性の土壌を好みます。寒さには強く、夏に涼しい場所が合っています。
高さ10~20cmほどに生長し、春から夏にかけて薄桃色の花を咲かせ、秋には酸味の強い赤い実をつけます。
クランベリーの実はそのままでは酸味が強くて食べられませんが、ジュースやジャムの原料として用いられます。
学名:Vacinnium oxycoccus
和名:ツルコケモモ
種別:ツツジ科スノキ属
成分:キナ酸、アントシアニン、フラボノイド、タンニン、ビタミンC
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クランベリーと同じく
ツツジ科のハーブ
美白効果をもつハーブ
リラックスしたいときにおすすめのハーブティー
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効き目が穏やかなマザーハーブ(母の薬草)
ハンガリーの女王を若返らせた伝説も残る
スペアミントとウォーターミントの交配種
ヨーロッパで万能の薬箱と呼ばれるハーブ
魚料理と相性のよいハーブとして知られる
悩み・症状別
効能について
ハーブティー
ドライハーブを使う入れ方とフレッシュハーブを使う入れ方があります。数種類をブレンドしてもよいですね。
ハーブドリンク
イギリス生まれのエルダーフラワーコーディアルが有名です。オリジナルのカクテルを作ってみてはいかがでしょう。
ハーブクッキング
ハーブを利用した様々な料理やデザートのレシピがネット上でも公開されています。
ハーブオイル
オリーブオイルなどにハーブをつけ込んで作ります。ハーブの風味を楽しみましょう。
ハーバルバス
浴槽にハーブを入れて、ハーブの成分が含まれたお湯に浸かります。全身浴、半身浴、足浴、手浴などの方法があります。
リース・ドライフラワー
ハーブでリースを作って玄関に飾ってみてはいかがでしょう。ドアの付近にハーブの香りが漂います。
ポプリ・サシェ
ポプリは乾燥させたハーブに精油を混ぜ合わせて作ります。乾燥させたハーブを小袋に入れればサシェになります。
チンキ
ハーブをアルコールに浸してしばらく保管し、ハーブの成分を抽出します。長期間保存でき、内用も外用も可能です。
アロマテラピー
ハーブから抽出した精油を利用して、アロマバスや芳香浴、フェイシャルサウナなど、楽しみ方はいろいろです。