ヨモギにはビタミン類やミネラル、食物繊維など栄養素が豊富に含まれています。このハーブは様々な効能を秘めているといわれ、「ハーブの女王」とも称されます。
具体的には、女性特有の症状(生理痛や生理不順など)を緩和し、血流を改善・コレステロール値を下げるなどの作用がこのハーブにあると考えられています。
そのほかにも、ヨモギは止血に用いられたり、便秘の解消や美容にもよいといわれています。
★注意★
妊娠中の服用は避けてください。
効能・効果まとめ
婦人科系の症状改善など
スポンサーリンク
日本各地の至るところに見られるヨモギは、日本人にとって身近なハーブです。古くから日本や朝鮮半島などで用いられ、日本最古の歌集 万葉集にも登場します。
ヨモギの近縁種であるニガヨモギ(ワームウッド)はヨーロッパにおいて神聖なハーブとされ、魔除けに用いられていました。
ヨモギの名は、「よく燃える」や「よく萌え茂る」などから来ています。また、属名のArtemisiaはギリシャ神話の女神アルテミスに由来しています。
花言葉は「幸福、平和、夫婦愛」です。
ヨモギは繁殖力がとても強く、栽培は容易です。日当たりのよい場所で群生し、困ってしまうほど大量に増殖。草丈は1mにもなります。
春に摘んだ若葉をゆでて餅(草餅)や団子(草団子)に入れたり、お風呂に入れたりと、日本人は昔からこのハーブを暮らしに取り入れてきました。
また、ヨモギの葉の裏側から集められた毛はモグサになり、お灸に用いられます。
学名:Artemisia princeps
別名:カズザキヨモギ
和名:ヨモギ
種別:キク科ヨモギ属 多年草
成分:クロロフィル、カロテンなど
スポンサーリンク
ヨモギと同じく
キク科のハーブ
スポンサーリンク
効き目が穏やかなマザーハーブ(母の薬草)
ハンガリーの女王を若返らせた伝説も残る
スペアミントとウォーターミントの交配種
ヨーロッパで万能の薬箱と呼ばれるハーブ
魚料理と相性のよいハーブとして知られる
悩み・症状別
効能について
ハーブティー
ドライハーブを使う入れ方とフレッシュハーブを使う入れ方があります。数種類をブレンドしてもよいですね。
ハーブドリンク
イギリス生まれのエルダーフラワーコーディアルが有名です。オリジナルのカクテルを作ってみてはいかがでしょう。
ハーブクッキング
ハーブを利用した様々な料理やデザートのレシピがネット上でも公開されています。
ハーブオイル
オリーブオイルなどにハーブをつけ込んで作ります。ハーブの風味を楽しみましょう。
ハーバルバス
浴槽にハーブを入れて、ハーブの成分が含まれたお湯に浸かります。全身浴、半身浴、足浴、手浴などの方法があります。
リース・ドライフラワー
ハーブでリースを作って玄関に飾ってみてはいかがでしょう。ドアの付近にハーブの香りが漂います。
ポプリ・サシェ
ポプリは乾燥させたハーブに精油を混ぜ合わせて作ります。乾燥させたハーブを小袋に入れればサシェになります。
チンキ
ハーブをアルコールに浸してしばらく保管し、ハーブの成分を抽出します。長期間保存でき、内用も外用も可能です。
アロマテラピー
ハーブから抽出した精油を利用して、アロマバスや芳香浴、フェイシャルサウナなど、楽しみ方はいろいろです。
スポンサーリンク
サントリーグループのハーブ専門店「enherb(エンハーブ)」