バジルには心身及び中枢神経の強壮作用があり、体のさまざまな機能を高めてくれる働きがあるといわれています。
また鎮静作用も秘めており、腹痛や吐き気、胃痙攣といった症状を鎮めてくれます。イライラをしずめて神経を落ち着かせたり、偏頭痛にも効果があるといわれています。
そのほかにもこのハーブは、一般的に次のような効能・効果を秘めているといわれています。
★注意★
乳幼児や妊娠中の人は使用を避けてください。
効能・効果まとめ
強壮、鎮静、抗菌、抗うつ、駆風
スポンサーリンク
バジルはインド、インドシナ半島、モルッカ諸島原産のハーブです。インドでは、聖なる力を秘める神聖な植物として崇められてきました。
その後ヨーロッパにも広まり、バジルは料理用のスパイスとして、薬草として、また観賞用としても重宝されるようになりました。
日本にも江戸時代に伝来しています。目のゴミを洗い流すためにその種子を利用したことから、日本ではメボウキと呼ばれていました。
バジルという名は、ギリシャ語の「王様」という言葉(バシレウス)に由来するといわれています。
一方、このハーブが空想上の生物バジリスクの毒を消すとされたことに由来する…という説もあります。
花言葉は「好意、好感」です。
バジルには、一般的によく使用されるスイートバジルのほか、ブッシュバジルやシナモンバジル、ライムバジル、ホーリーバジルなど数多くの品種があります。その数150種以上といわれ、観賞用としても人気です。
日当たりがよく、少し湿り気のある肥えた土地を好み、10~40㎝ほどの高さに生長します。葉の収穫は春から秋頃まで。
白い穂状の花を咲かせますが、花が咲き終わると枯れてしまいます。そこで、葉を長いあいだ収穫したい場合には花芽を摘んでおきます。
食欲を刺激するような、スパイシーな香りを放つ葉や種子は、世界各地の料理に活用されています。
特にトマトとの相性がよく、ピザやパスタを始めとしたイタリア料理には欠かせません。タイやベトナムなど、東南アジア料理にもよく利用されます。
学名:Ocimum basilicum
伊名:バジリコ
和名:メボウキ
種別:シソ科メボウキ属 1年草
成分:タンニン、バジルカンファ―、リナロール、オイゲノールなど
スポンサーリンク
バジルと同じく
シソ科のハーブ
スポンサーリンク
効き目が穏やかなマザーハーブ(母の薬草)
ハンガリーの女王を若返らせた伝説も残る
スペアミントとウォーターミントの交配種
ヨーロッパで万能の薬箱と呼ばれるハーブ
魚料理と相性のよいハーブとして知られる
悩み・症状別
効能について
ハーブティー
ドライハーブを使う入れ方とフレッシュハーブを使う入れ方があります。数種類をブレンドしてもよいですね。
ハーブドリンク
イギリス生まれのエルダーフラワーコーディアルが有名です。オリジナルのカクテルを作ってみてはいかがでしょう。
ハーブクッキング
ハーブを利用した様々な料理やデザートのレシピがネット上でも公開されています。
ハーブオイル
オリーブオイルなどにハーブをつけ込んで作ります。ハーブの風味を楽しみましょう。
ハーバルバス
浴槽にハーブを入れて、ハーブの成分が含まれたお湯に浸かります。全身浴、半身浴、足浴、手浴などの方法があります。
リース・ドライフラワー
ハーブでリースを作って玄関に飾ってみてはいかがでしょう。ドアの付近にハーブの香りが漂います。
ポプリ・サシェ
ポプリは乾燥させたハーブに精油を混ぜ合わせて作ります。乾燥させたハーブを小袋に入れればサシェになります。
チンキ
ハーブをアルコールに浸してしばらく保管し、ハーブの成分を抽出します。長期間保存でき、内用も外用も可能です。
アロマテラピー
ハーブから抽出した精油を利用して、アロマバスや芳香浴、フェイシャルサウナなど、楽しみ方はいろいろです。
スポンサーリンク
サントリーグループのハーブ専門店「enherb(エンハーブ)」