キャラウェイ

キャラウェイの効能・効果

キャラウェイの種子(キャラウェイシード)には駆風作用があり、胃腸にガスが溜まってお腹が張っているときに症状を緩和してくれます。

このハーブには腸管の筋肉壁に作用して痙攣(けいれん)を収め、腸を落ち着かせる効能があるといわれています。また消化を促進する作用もあるといい、胃腸の弱っている人に適しています。

キャラウェイの効能は、同じセリ科のハーブであるアニスやフェンネルと似ているといわれます。

★注意★
精油は専門家の指示に従って使用してください。

効能・効果まとめ

駆風、去痰、消化促進、利尿

キャラウェイの起源・由来

キャラウェイはヨーロッパ東部・北アフリカ・西アジアの原産といわれ、今日ではアメリカ、ロシアなどでも栽培されています。

その歴史は古く紀元前から使用され、古代ローマでも広く利用されていました。中世には、宴の最後にキャラウェイの糖菓が出されたといいます。

花言葉は「迷わぬ愛」です。

キャラウェイの特徴

キャラウェイは日当たりと水はけがよく、肥沃な土壌を好むハーブです。葉は羽状で形がニンジンの葉に似ており、高さ60cmほどまで生長します。

花が咲くのは2年目で、夏に白やピンクがかった小花を咲かせます。そして夏の終わりに、種が収穫されます。

種(キャラウェイシード)は強い香りをもつスパイスとして知られ、料理やお菓子の風味づけなどに使用されます。

また、葉は若葉のうちに収穫し、刻んでスープやサラダに添えます。

使用部位
葉、花、種子
用途
ティー、料理、アロマ、ポプリなど

学名:Carum carvi

和名:ヒメウイキョウ

種別:セリ科キャラウェイ属 二年草

成分:カルボン、リモネンなど

キャラウェイと同じく
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