ラズベリーリーフ

ラズベリーリーフの効能・効果

ラズベリーリーフに含まれるフラガリンという成分には女性の子宮や骨盤周辺の筋肉を弛緩させる働きがあり、出産の1~2ヶ月前からラズベリーリーフのハーブティーを飲むとお産が楽になると言われています。

そして産後の母体の回復を早め、母乳の出がよくなる効果があることから、「マタニティーハーブ」、「妊婦のためのハーブ」とも呼ばれます。女性にとってつらい生理痛や生理前症候群などの症状も和らげてくれます。

そのほか、喉の痛みや口内炎による痛み・不快感を緩和したり、下痢にも効果があるといわれています。

★注意★
妊娠初期は避け、医師の指示に従って使用しましょう。

効能・効果まとめ

収れん、生殖器の弛緩、消化促進

ラズベリーリーフの起源・由来

ラズベリーリーフはヨーロッパ原産のハーブで、中世より栽培が始められ、家庭薬として利用されてきました。古くからお産や産後の回復、母乳の出に有効とみなされていたようです。

このハーブの学名Rubus idaeusのうち、Rubusはラテン語で「赤」を意味するruberに、idaeusはかつてラズベリーが繁茂していたidaという山に由来しているといわれています。

花言葉は「愛情、深い後悔」です。

ラズベリーリーフの特徴

ラズベリーリーフ

ラズベリーは冷涼な気候を好み、耐寒性があることから寒冷地に適した植物です。

茎は品種によって棘があるものとないものとありますが、90㎝~1.5mほどの高さに生長します。

5~6月頃には白い小さな花を咲かせ、その後、赤い実をつけます。実は甘く酸味を含み、ジャムやお菓子などに利用されています。

ラズベリーの葉(ラズベリーリーフ)にはビタミンや鉄分、ミネラルといった栄養素が豊富に含まれ、デリケートな女性の体にピッタリのハーブです。

使用部位
用途
ティーなど

学名:Rubus idaeus

仏名:フランボワーズ

和名:ヨーロッパキイチゴ

種別:バラ科キイチゴ属 多年草 落葉低木

成分:フラボノイド、ペクチン、タンニン、フラガリン、ミネラル

ラズベリーリーフと同じく
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