オリーブの実から抽出されたオリーブオイルには単価不飽和脂肪酸(オレイン酸など)が豊富に含まれており、動脈硬化や高血圧、心臓病などのリスクを減少させ、生活習慣病を予防します。
葉にも血圧を降下させる作用があり、血糖値を下げる効能もあることから、高血圧や糖尿病の予防によいといわれています。
また、葉にはオレユーロペンという苦味成分が含まれ、この成分が強い抗菌・抗ウイルス効果を発揮することからインフルエンザなどにも用いられます。
オリーブの葉には、穏やかな利尿作用もあります。
★注意★
特になし。
効能・効果まとめ
血圧降下、動脈硬化予防、緩下、抗菌、抗ウイルス、利尿
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オリーブは地中海沿岸地域の原産で、今から5000年以上前にはすでに栽培され、利用されていました。古代ローマでは、オリーブオイルは「黄金の液体」と呼ばれ、盛んに取引されていたといいます。
オリーブの木は人々にとって神聖なものであり、古代オリンピックでは勝者にオリーブの冠が授けられていました。
旧約聖書の一節(ノアの方舟)にも、オリーブが登場します。ノアは、放った鳩がオリーブの枝をくわえて戻ってきたことで大洪水の収束を知ったとされています。
このため、オリーブの枝は平和の象徴とされてきました。平和を目的とする国連の旗にもオリーブの葉が描かれています。
花言葉は「平和、安らぎ、知恵」です。
オリーブは日当たりと水はけがよく、温暖で乾燥した場所を好んでゆっくりと育ちます。
初夏にはクリーム色の小花をつけ、やがては高さ10mもの大木となります。生命力が強く、樹齢が長いのが特徴です。
枝につく実は未成熟なうちは緑色ですが、成熟すると黒褐色に変化します。なお、実を得るためには違う品種をそばに植える必要があり、栽培時には注意が必要です。同品種の花粉では受粉しないためです。
オリーブの実には渋みがあり、そのままではなかなか食べることができません。塩漬けなどで渋抜きをして食べたり、オリーブオイルとして使用するのが一般的です。
オリーブオイルには様々な種類がありますが、なかでもエクストラバージンオリーブオイルが最も高品質で、抗酸化作用など高い効果が期待できます。(国際オリーブ協会の規格に合っていない低品質な物も数多く出回っています。)
肉厚な葉は、乾燥させてハーブティーに使用します。葉は細かく切って入れた方が風味もよくなります。
学名:Olea europaea
別名:オリバ、オレイフ
和名:オリーブ
種別:モクセイ科オリーブ属 常緑高木
成分:オレユーロペン、オレイン酸など
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オリーブと同じく
モクセイ科のハーブ
甘い芳香を放つ
スパイスとして活躍するハーブ
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効き目が穏やかなマザーハーブ(母の薬草)
ハンガリーの女王を若返らせた伝説も残る
スペアミントとウォーターミントの交配種
ヨーロッパで万能の薬箱と呼ばれるハーブ
魚料理と相性のよいハーブとして知られる
悩み・症状別
効能について
ハーブティー
ドライハーブを使う入れ方とフレッシュハーブを使う入れ方があります。数種類をブレンドしてもよいですね。
ハーブドリンク
イギリス生まれのエルダーフラワーコーディアルが有名です。オリジナルのカクテルを作ってみてはいかがでしょう。
ハーブクッキング
ハーブを利用した様々な料理やデザートのレシピがネット上でも公開されています。
ハーブオイル
オリーブオイルなどにハーブをつけ込んで作ります。ハーブの風味を楽しみましょう。
ハーバルバス
浴槽にハーブを入れて、ハーブの成分が含まれたお湯に浸かります。全身浴、半身浴、足浴、手浴などの方法があります。
リース・ドライフラワー
ハーブでリースを作って玄関に飾ってみてはいかがでしょう。ドアの付近にハーブの香りが漂います。
ポプリ・サシェ
ポプリは乾燥させたハーブに精油を混ぜ合わせて作ります。乾燥させたハーブを小袋に入れればサシェになります。
チンキ
ハーブをアルコールに浸してしばらく保管し、ハーブの成分を抽出します。長期間保存でき、内用も外用も可能です。
アロマテラピー
ハーブから抽出した精油を利用して、アロマバスや芳香浴、フェイシャルサウナなど、楽しみ方はいろいろです。
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サントリーグループのハーブ専門店「enherb(エンハーブ)」