アーティチョーク

アーティチョークの効能・効果

アンティチョークには苦みがありますが、この成分が肝臓の機能を強化し、胆汁の分泌を促進してくれます。肝臓のダメージを和らげ、二日酔いや吐き気も抑えてくれますので、よくお酒を飲むという人にぴったりのハーブです。

また、アンティチョークには血中コレステロール値や中性脂肪値を下げる働きがあることが報告されています。実際に、このハーブから高コレステロール血症の薬が精製されています。

アーティチョークのつぼみ

そのほかにも、アーティチョークには消化器の不調を改善し、消化を促進する効果があるといわれています。

食べ過ぎたときだけでなく、神経性の食欲不振などにも有効です。

★注意★
キク科アレルギーの人は使用を避けてください。

効能・効果まとめ

胆汁分泌促進、強肝、コレステロール低下、消化促進、利尿

アーティチョークの起源・由来

アーティチョークは地中海沿岸の原産で、古代ギリシャ・ローマ時代より食用、薬用として利用されてきました。中世ヨーロッパではとても高価で、花の部分が媚薬になると信じられていたようです。

アーティチョークの学名Cynara(キナラ)はギリシャ語のcyno(犬)からきており、花の周囲の棘が犬の歯に似ていることに由来しています。

日本には江戸時代に渡来したといわれ、チョウセンアザミという名前でも知られています。

花言葉は「警告、独立」です。

アーティチョークの特徴

アーティチョークの花

アーティチョークは日当たりと風通しのよい乾燥した土壌を好んで繁茂します。

このハーブは多肉質で、高さ1.5~2mほどに生長し、夏から秋にかけてアザミのような赤紫色の大輪の花を咲かせます。

開花前のつぼみは茹でたり蒸したりして食します。日本では食材としてあまり普及していませんが、ヨーロッパでは一般的な野菜として親しまれています。

葉は乾燥させてハーブティーに使用します。強い苦みがありますので、飲みづらいときは他のハーブとブレンドするとよいでしょう。

使用部位
つぼみ、葉、根
用途
ティー、料理など

学名:Cynara scolymus

別名:グローブアーティチョーク

和名:チョウセンアザミ

種別:キク科チョウセンアザミ属 多年草

成分:シナリン、イヌリン、トリテルペノイド、フラボノイドなど

アーティチョークと同じく
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